「天女神楽」は現代演劇の舞台作品です。
そして首都東京から600キロ以上離れた
日本の神話の故郷でもある熊野にある天女座で、
古い民俗芸能のかたちを借りながら新しく創作された「神楽」です。
天女神楽は、
日本で一番古い書物「古事記」の中の神話のストーリーを
その舞台の一つとなっている熊野を中心に構成したものです。
熊野には始祖の夫婦の神、イザナギ、イザナミのうちイザナミと
その息子カグツチの墓があるとされ、そこには大きな神社があり、
毎年祭礼が執り行われています。
熊野は信仰の地でもあり千年も前から、
京都から、時代が下っては江戸をはじめ全国各地から
天皇のような高貴の人から庶民までたくさんの人々が巡礼に訪れました。
この人々がたどった道が熊野古道で、
2004年に世界文化遺産に指定されています。
2000年に音楽家である矢吹紫帆・矢中鷹光夫妻が
劇場兼スタジオの天女座を立ち上げ、
2002年より俳優・演出家の丹下一とともに
地元の人々と舞台作品をつくり続けてきました。
天女神楽のシリーズは2004年に初演され、
その後毎秋に新作を上演。
07年にはvol.4の上演を予定しています。