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泡盛日記


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真宗大谷派 金沢教区
蓮如上人500回御遠忌 記念公演

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一念の信まことなれば
れんにょさん

金沢市文化ホール

平成10年3月10日(火)、11日(水)

昼の部:午後2時開演、夜の部:午後6時開演

脚本/演出:酉井心太
音楽:加藤良子
主演:丹下一
前売り券(全席自由席)1500円

主催:真宗大谷派 金沢教区
後援:浄土真宗本願寺石川教区、北国新聞社
協賛:オークス株式会社

前売り券は各プレイガイド、真宗大谷派各寺院、金沢教務所にあります。
お問い合わせ先:真宗大谷派金沢教務所 076-265-5191

北國新聞、制作発表会記事(平成10年1月24日、金沢版)
北國新聞、「蓮如さん現代考」(平成10年3月19日、金沢版)より。


ごあいさつ

 いよいよ平成十年春、私たちは、「真宗中興の祖」と仰ぐ本願寺第八代、蓮如上人の五百回御遠忌法要をお勤めいたします。  その御遠忌をお迎えするにあたって、蓮如上人が生涯をかけて荷われた課題を確かめ尋ねるなかで、「バラバラでいっしょ -- 差異をみとめる世界の発見--」というテーマを世に送り出しました。  蓮如上人は、室町時代の戦国乱世のただ中生まれられ、宗祖親鸞上人が開顕された浄土真宗の再興に生涯のすべてを尽くされました。そして、戦国の世に苦しむ人々と共に生き、共に本願念仏の教えを聞くことによって、「御同朋御同行」という平等で開かれた人間関係を築かれ、乱世に生きる力と勇気を人々に与えられました。  今日の世界状況を見ますと、科学技術に象徴される近代理性の暴走はいのちの死滅をもたらし、さらに、国家・民族・思想の枠組みがゆらぐ中で、「人間とは何か」、「宗教とは何か」、このことが今切実に問われています。  真宗の再興は、決して過去のことではありません。苦悩の人生を共に生きる大地に立てば、現代に生きる私たちに真に帰すべき方向を指し示しているのです。御遠忌のテーマからの問いを共有し、一人ひとりの人間存在を確かに支え、生かしている限りないいのちのはたらきに目覚めることが御遠忌の御縁として願われているのです。  今回、蓮如上人の真宗再興の精神をどう現代社会に表現するか、ということで、五百年の時を経て送ってくださっているメッセージを芝居という手法を用いて伝えられればと願い、先の前進座「連如」公演に続くものとして「れんにょさん」金沢公演を野々市町上宮寺ご住職新田方さんにお願いをし、教区挙げて取り組んでおります。  蓮如上人御遠忌を御縁とする重要な教化事業の一つとして、皆様方のご協力を切にお願い申し上げます。

大谷派金沢教務所 所長 高山芳文



上演のご縁

  「本願寺」という寺号は覚如上人が三代目の留守職就任を契機としたものであるが、あくまでも天台宗の末寺として青蓮院の門下であった。それが親鸞上人を御開山として、名実ともに浄土真宗として明確にされたのが、蓮如上人であるといえよう。  文明三年(1471)吉崎にて坊舎を建て、同五年「三帖和讃」の開版をもって、これまでの勤行の式作法を新たに「正信偈六首引」とし、本堂は僧・門徒同座の仏法聴聞の道場にかえられ、従来の天台宗様式であった護摩壇をも風呂のたき木にしたという風聞は、そのことを物語るものである。  又、一文不知の門徒大衆こそが弥陀の正機であり、大乗菩薩道に立脚することが釈尊のご精神であるという親鸞聖人の遺訓に直参し、なかでも、「御文」・「お講」を通して乱世を生きる大衆に「生死無常のことわり」を説き、いのち一刹那につづまる無常迅速の機の自覚にたつことが、人間の生き方であることを憶念することを通して、生きる意欲を新たにしなければならないことは誰もが承知のことである。  今回の「れんにょさん」芝居上演は当金沢教区御遠忌お待ち受け事業として、かかる志願にたち、教区内の有縁に限らず、広く全国の同朋お一人ひとりの仏法聴聞のご縁になることを発信するものである。  何とぞ各位におかれましては上演のご理解と観覧のご協力を庶幾うものであります。

大谷派金沢教区会議長 春秋 賛



作者のことば

「釈尊の代官が親鸞なれぱわれ親鸞の代官なり」蓮如 蓮如なくば親鸞の教えは現代に伝わっていただろうか。何の武器も持たず北陸をわずか三、四年で仏国となしたる男蓮如、その生涯の一ぺ−ジを舞台で演じてみたい。  蓮如の出生と教壇の衰退の最中に幕が間く。いやしき女から生まれた蓮如、六歳で母との別れ、十五、六で親鸞の教を深くまなび布教を志す。義母にいじめられながらも雄々しく生長する蓮如、二俣、本泉寺で活躍する叔父如乗に助けられながら本願寺八代目住持となり、大谷本願寺破却にあいながらも近江、北陸を教化していく男蓮如……  なぜ、北陸は三、四年で真宗王国となりえたのであろうか、それは宗祖の教を蓮如が自分の体を通して蓮如の言葉(お文)として語ったからではなかろうか。  その第一点は、法のもとでは人間は平等であり、男女の区別、善人悪人の区別なく、すべて弥陀の大悲にすくわれていると解いたところではなかろうか。  この芝居のこころは、人間の真に間うことである。

酉井 心太


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